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「黄帝内経」は紀元前4~3世紀頃、中国の春秋戦国時代に書かれた現存最古な中医学の古典です。この中で述べらている「天人合一(人体と自然は一体である)」、「治未病(病が発現する前に治める)」の養生思想が、今現在さらにその真価が高められています。
今回は中医、西医、臨床、理論研究とも豊富な経験を持つ李玉棟先生を招いて、広い視野で且つ実用性高い講義をお聴きする機会を実現できました。薬膳の勉強にはもちろん、自分達の健康を守るためにも役立つと皆さんにお勧めしております。この機会に、病気の治療よりは予防が大事にする「黄帝内経」の知恵を拝見いたしましょう。
今回は中医、西医、臨床、理論研究とも豊富な経験を持つ李玉棟先生を招いて、広い視野で且つ実用性高い講義をお聴きする機会を実現できました。薬膳の勉強にはもちろん、自分達の健康を守るためにも役立つと皆さんにお勧めしております。この機会に、病気の治療よりは予防が大事にする「黄帝内経」の知恵を拝見いたしましょう。
(中医営膳会代表 梁ペイ)
講師から
「黄帝内経」は中医学のバイブルとも言われる中医学の思想の根源です。≪黄帝内経≫の「素問・四気調神大論」には,「・・・不治已病而治 未病, 不治已乱而治 未乱・・・」と記載されていますが、これは,病気を治療するよりは予防する方が大事だという中医学の「治未病」思想です。
これと同時代の著作として知られている書物として、西洋医学の基本とされ、ヒポクラテスの名を冠した≪ヒポクラテス全集≫があります。この中に,『賢明な人間は、健康こそ自分の最も重要な財産と認識しなければならず、自分の判断で自分の病気への対応法を学ばねばならない・・・』という言葉がありますが,この言葉は現在でも、有意義だと思います。
これら両書に同じような記述があるのは偶然でしょうか?   これら両書は,ともに,現在の医学の視野より遥かに広い方面から健康や病気を論じています。本講座では伝統医学だけではなく、現代医学の研究成果を活用した統合医科学の観点から,≪黄帝内経≫の健康観と疾病観を紹介し、病気の予防と治療、特に我々の日常生活に応用できる心身の養生法を,皆さんと一緒に考えたいと思います。
開催要領
日 時: 2012年5月12日(土)、26日(土) 14:00~17:00会 場; 文京区シビックセンター 【アクセスMap(文京区HPへ)】
受講料: ¥18,000(二回分。資料代を含む)
李 玉棟
順天堂大学   研究員。
1991年北京中医薬大学卒業。中国で外科医として勤め、その後留学生として来日。
2003年順天堂大学大学院にて医学博士を獲得。 アトピー疾患研究センター、東京女子医科大学国際統合医学研究所などを経て現在、順天堂大学 医学部 小児科研究室にて、現代医学で治療方法が確立していない難病の研究をしながら、医学の東西の枠を拘らず、健康と疾患の本質を考えて、難病の対応法・養生法を多方面的に追究している。
1991年北京中医薬大学卒業。中国で外科医として勤め、その後留学生として来日。
2003年順天堂大学大学院にて医学博士を獲得。 アトピー疾患研究センター、東京女子医科大学国際統合医学研究所などを経て現在、順天堂大学 医学部 小児科研究室にて、現代医学で治療方法が確立していない難病の研究をしながら、医学の東西の枠を拘らず、健康と疾患の本質を考えて、難病の対応法・養生法を多方面的に追究している。
講座の詳細やお申し込み、お問い合わせ先
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