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薬膳講師養成講座

2013年度薬膳講師養成講座のご案内       印刷用PDF版のご案内はこちら

 全12回(毎月2回)のコース制の講義です。受講者が一定数に達した時点で、受講者の皆さんと日程を調整した上で開講します。
   

近年健康志向を背景に薬膳に対する関心が社会的に高まっています。栄養士、調理師に限らず、各分野から学問として勉強する方が年々増えています。
皆さんは「中医学基礎理論」から「弁証論治」まで、1年間もしくは3年間かけて熱心に勉強し、「国際薬膳師」などの資格を取得して、さまざまな場で活躍をしておられることはとても喜ばしいことです。
しかし、教室で学んだ知識が現実の課題とうまく結びつかない、生徒の質問に冷や汗をかく、答えを分かっているのにどうも要領よく説明できないなど、資格を取得したものの、十分に応用できていないと痛感している方も少なくないでしょう。
このような状況を少しでも改善できればという思いから、皆さんが資格取得後にも継続的に学問や知識を深める場として、昨年に続き、「薬膳講師養成講座」を常設講座として、今年度も開講します。
一人でも多くの方がご参加されますようお勧め申し上げます。


本講座の特長


今まで系統的に学習してきた各科目(基礎理論→診断学→中薬学→方剤学→内科)の知識を別の角度からそれぞれの臓・腑別にまとめ、その臓腑における基本知識を振り返りながら、弁証を中心に、食物を含む薬膳に適用する中薬、方剤を解説します。また、最終講義の2回では受講生それぞれにテーマを選んでいただき、10分~15分の発表をして講師が講評を行う実践的なトレーニングも行います。

薬膳専攻志向の方にとっては、基礎を固める上で、各臓腑における弁証施膳の要領を掴める基本的な応用力を身につける実践重視の講座です。

修了証の例《クリックで大きな画像》
本講座は、5つの課題と、その後の演習(最終月に2回の授業で履修)の6単位により構成し、半年ごとに繰り返し開講します。5つの課題をすべて受講し終え、演習を受講した方には、本講座の修了証を発行いたします。


講座要領

〔日程・時間〕
  毎月2回、土曜日
    ※原則として、第2・第4土曜日の夜を予定していますが、詳細の日程は受講者と調整の上決定します。
〔期間〕
  2013年6月以降に、全12回(毎月2回)のコース制で講義を行います。
  受講者が一定数に達した時点で、受講者の皆さんと日程を調整した上で開講します。
〔会場〕
  文京シビックセンター会議室(予定)
    住所:東京都文京区春日1-16-21    アクセス(文京区HPへのリンク)
      ※会場予約の状況により、臨時で近隣施設(水道橋駅近辺)を利用する場合もあります。
〔対象となる方〕
  薬膳の基礎知識を一通り習得済の方
〔カリキュラム〕
テーマ
1 心と小腸の弁証施膳及び各証に適用する食薬/方剤
2
3 脾と胃の弁証施膳及び各証に適用する食薬/方剤
4
5 肺と大腸の弁証施膳及び各証に適用する食薬/方剤
6
7 腎と膀胱の弁証施膳及び各証に適用する食薬/方剤
8
9 肝と胆の弁証施膳及び各証に適用する食薬/方剤
10
11 ミニ講義トレーニング
12
   ※ 講義内容の詳細については事務局にお問い合わせください。
   ※ 原則は第1と第3土曜日夜を予定していますが 受講生の方々の都合に合わせて日程を決定します。
   ※ 8月は休講します。




講師プロフィール

梁ぺイ(りょう ペい) 中医営養・薬膳学研究会代表。
世界中医薬学会聯合会・薬膳食療研究専業委員会 常務理事
国立北京中医薬大学日本校助教授。
淑徳大学エクステンションセンター講師。
東京薬膳学院特別講師、
日本中医食養学会相談役。
中国北京出身。北京中医薬大学卒。
同大学中医営養学教育研究室(中国では大学の学科として初設置)の創立に参画。
同教研室講師を経て、1989年に来日。

《主な著書》
「科学飲食大全」(共著)新華出版社
「中医老年病学」(老年病の療養)上海医学出版社
「中国食品」(食療食補連載寄稿)中国食品科技情報センター主催雑誌
梁ペイ

講座の詳細やお申し込み、お問い合わせ先

中医営養・薬膳学研究会事務局( chuui.eizenkai@gmail.com )宛にメールをお送りください。
※なお研究会からの案内・返信は原則として上記アドレスからメールで発信しますので、
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