皆さん、こんにちは。企画・運営担当の巽です。
年の瀬であわただしい今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

去る12月14日(土)に開催した当会2013年最後のイベントについてご報告させていただきます。
年の瀬の時節にも関わらず20名近くの方々にご参加いただきました。

今回のイベントの企画の第一は、新宿にある四川料理の名店「川香苑」さんにお邪魔して、四川料理をご賞味いただきながら、 その料理に込められた薬膳の知恵を考えてみることでした。

参加者の皆さんにご賞味いただいたコース料理は、数ある料理の中から季節に合わせて梁ペイ先生が厳選したベストチョイスの特別メニューです。(通常は、お店の方針としてコース内容の指定・変更にはご対応いただけないことですが、今回は、当研究会の趣旨にご賛同いただき、 全面的なご協力をいただきました。)

そして、イベントの前半は、今年1年間の当会の活動状況の報告と2014年の活動計画の紹介です。
2013年には、新たに調理実習付の応用薬膳講座(東京クラス)を開講するとともに、 地域開催の第二弾として、京都で薬膳講座(薬膳実践コースと応用薬膳講座の組合せ)を開講しました。
また、不定期イベントとして薬膳茶体験イベント(試作・試飲付)を開催するとともに、 毎月1回のペースで発信するメールマガジンを通じて、営養・薬膳に関する情報発信も行ってきました。
 
そして、2013年の活動の中でも当会にとって記念すべきは、当会が、営養・薬膳学の分野で世界を代表する2学会の一つである 「世界中医薬学会聯合会・薬膳食療研究専業委員会」の団体会員になり、また、当会代表の梁ペイ先生が同学会の常任理事に就任したです。
梁ペイ先生から、7月に開催された同学会の総会の様子と、総会に続いて開催された同学会第4回学術年会において梁ペイ先生が発表した 論文の概略についても報告がありました。
そして、2014年度の活動については、常設講座(養成・実践)に加えて、東京と京都で薬膳茶講座を開講すること、淑徳大学オープンカレッジで当会が2講座の引き受けることなど、初心者からプロまでを幅広くカバーする内容です。
 
メルマガやブログを通じた国内への情報発信に加え、薬膳の本場中国に向けた情報発信・論文投稿の実施、法人及び個人向けの有償での個別指導・添削・コンサルサービスの実施など盛り沢山な新企画も紹介させていただきました。

そしてイベントの後半、14時半過ぎとなって皆さんかなりおなかがすいた頃を見計らったように、ついに四川料理の登場となりました。

梁先生が選んだ特別メニューのコースは「豆苗と干豆腐炒め」から始まり、辛みの効いたチャーハンまでの全9品です。
 

 


豆苗と干豆腐の炒め

棒棒鶏
(バンバンジー)

蟹黄豆腐

小炒羊肉
(ラム肉と香菜辛炒め)

白菜黄芯
(黄芯白菜海鮮煮込み)

双蛋炒菠菜
(ピータン塩卵とほうれん草炒め)

麻香嫩蝦球
(大海老煮込み生山椒油仕立て)

川香特製焼きそば

チャーハン
(牛肉ピリ辛香りチャーハン)
の写真が
見つからないので、胡麻団子
 
私はこれまでも何度かこちらのお店にお邪魔していますが、今回の料理もすべて絶品でした。
特に私は、「塩卵」という食材を初めて口にしましたが、かなり病みつきになる味でしたよ。是非、皆さんもトライしてみてください。

料理の味を堪能しつつも、そこは中医営膳会のイベントです。
次々と出される各料理に使われている食材の性味表を見ていただき、参加者の皆さんが、それぞれご自身の体質を考えながら、 どのグループの料理を摂ったらいいのかを考えていただきました。

また、四川料理という特徴のある料理をいただくときに合わせて飲むお茶はどういうものが適しているのかについてもご一考いただきました。
おいしい料理をいただいている時って、当たり前ですが、皆さんとても楽しそうで、おなかもいっぱいになるし、あっという間に時が過ぎていきました。
私にとっても、とても楽しくおいしい年の瀬の土曜日の午後となりました。
 
ご参加いただきました皆様にはスタッフ一同心より感謝も仕上げます。

当会では、来年も皆さまへの情報発信に努め、また楽しく身に付くイベントも企画してまいります。一人でも多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。

本年も残り少しとなりました。来年も皆さまにとって素敵な年となりますよう祈念いたしております。

それでは、よいお年をお迎えください。来年もよろしくお願い申し上げます。 (参加者の方々からのご感想はこちら)

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中医営養・薬膳学研究会
企画・運営担当
(2013.12.26)