私は北京中医薬大学日本校の薬膳科、中医中薬学科を経て中医営膳会主催の薬膳実践コースに入り、そして薬膳講師養成講座という逆の順序で受講させていただきました。
中医大で計4年間勉強し、今さら講師養成講座を受けるよりも、もっと実践的なことを学びたく、実践コースで半年間勉強したのですが、自分のあまりにもの不出来さに基礎からやり直す必要を感じ、養成講座を受講することにしました。
養成講座の内容は臓腑の基本的な復習から始まり、臓腑の生理機能、他臓腑との関係へととてもわかりやすくまとめてあり、私の中で曖昧だった部分、忘れていた部分がとてもクリアになりました。
そして先生が教えてくださるプラスアルファの知識や実践的な役立つ情報を沢山書き込んだテキストは、薬膳の勉強を続けていく私にとって何よりも大切なバイブルとなりました。
今後も何度も見直し、活用していくつもりです。
受講生にとってメインイベントであるミニ講義発表、これも本当に貴重な経験となりました。
自ら発表テーマを決め、資料の作成、講義に至るまでの行程には沢山の時間を費やしましたが、自分のわかっていない部分や理解の弱い部分を再認識できるよい時間でした。
またクラスメートの様々なテーマ設定、資料の作成方法、講義の仕方、自分では思いつかないようなことばかりで、本当に勉強になりました。
講義にスカイプを取り入れてくださっていたので、何かと東京を離れることが多い私も授業を欠席することなく、全部参加することができました。
とてもありがたかったです。
和気あいあいとした楽しいクラスでしたので、コースの修了はさみしくもあるのですが、今後も様々なところで勉強したり、お互いに刺激ができるようなよい関係を続けていければなと思っております。
先生、クラスの皆様、半年間本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
中医営養・薬膳学研究会
(2016.11.26)