皆さん、こんにちは。企画・運営担当の若槻です。
12月15日(日)、応用薬膳講座の第7回、第8回を京都にて開催しましたのでその報告をさせていただきます。

今月から、京都クラスでは1日に2テーマ分を同日開催しています。
今月は、第7回「薬膳で『美肌』をめざそう」と、第8回「薬膳を『家庭で実践』しよう」の二つです。   

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前半は第7回「薬膳で『美肌』をめざそう」です。
『美肌』は多くの人にとって永遠のテーマだと思います。
中医学で美肌、美容は中医養生学で考えられ、薬膳は「中薬美容」に含まれます。
現代では化粧品など外から美しくする方法はたくさんありますが、薬膳では内から美しくなることを目指します。

皮膚の健康を保つには五臓のどこに主に気を配るか…などを皆さん真剣に学ばれていました。

調理実習のない京都クラスでは、東京クラスの第7回と同じ基本レシピ:
   1.鰻のひつまぶし風ご飯
   2.白きくらげとホタテのサラダ(クコの実ドレッシング)
   3.杏仁豆腐
の3品(レシピの詳細はこちら)。
これをもとに、食材を入れ替えることによる性味・帰経・効能の変化などを学びます。

 

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後半は、第8回「薬膳を『家庭で実践』しよう」。
ここでは、家庭で薬膳を作るために最低限必要な知識や、考えるべき個人の体質についての解説がありました。

薬膳は1度食べてすぐ治るものではなく、 「無理なく続ける」ことが大切であり、また薬膳の特徴でもあります。
家庭で普段の食事の中に取り入れることが、一番理想的なのですね。

こちらの基本レシピも、東京クラスの第9回と同じ:

  1.豚肉と季節の野菜の塩麹蒸し
  2.豆乳湯葉雑炊
  3.さつま芋のいが栗揚げ 野菜チップ添え
  4.柿と蕪の甘酢和え
の4種類です(レシピの詳細はこちら)。

用意された基本レシピは調理実習用ということで、全体的に平性になっています。
けれども、個人の体質、体調に合わせて、少しかたむけられるところが 「家庭で実践」するときの良いところ。
こういう症状のある人には、どの食材を別の食材に変えてみるか、 どんな食材をプラスしてみるか、などを皆さんと考えていきました。

全12回の講座も半分が過ぎ、応用薬膳講座を初心者で始められた方も、 先生の質問に答えられ、めきめき力をつけてこられています。
なんだかとても嬉しいです。 私も負けずに勉強しなくては!
  

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来年も、京都クラスは応用薬膳2講座を同日連続開講します。
次回、1月19日(日)のテーマは、
   ・「薬膳で『妊娠しやすい体質』を作ろう」
   ・「薬膳を『季節』で考えよう(春)」
の2つです。

どちらか一方だけでも、受講していただけます。
皆さまお誘いあわせのうえ、ぜひご参加くださいませ。

来年もどうぞよろしくお願いします。

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中医営養・薬膳学研究会
企画・運営担当
(2013.12.28)