テーマ:「薬膳食材と薬事法」および「更年期」
日時:2019年3月31日(日) 13:00~15:30
昨年に引き続き、本会シリーズ講座では、中医学、漢方、そのほか薬膳・営養とかかわる各分野において、 第一線でご活躍されいる先生方をお招きし、それぞれの分野におけるご経験・ノウハウ等をご講演いただきます。
今回のテーマは、「薬膳食材と薬事法」と「更年期」。薬膳を教える立場の方、実践・普及の現場で活躍される方には、 ぜひとも知っておいていただきたいテーマです。
開催要項
件 名: 現場で活躍している先生方シリーズ
テーマ:(1)「食材知識と薬膳(食品)と医薬品(薬事法順守)の境界 」
(2)「更年期養生法 ~更年期活動はいつから?どうすべき? 」
日 時: 2019年3月31日(日) 13:00~15:30 (受付開始:12:40)
プログラム:
1.「食材知識と薬膳(食品)と医薬品(薬事法順守)の境界 」(13:00~14:00)
梶井 寛 氏 〔アステラス製薬(株)〕
[概要] 皆さまは、普段から、最適な食材選びをされていますでしょうか? 知らず知らずのうちに、薬膳食材に医薬品を用いていませんか?
普段、当たり前と思い、疑問視せずに食材を選択しているかもしれない点に触れながら、消費者目線で食材知識を増やして貰います。 その上で、薬事法の見地から、薬膳に用いる食材と医薬品の境界の話を致します。 新薬は有効性と安全性を証明するために、臨床試験に組み入れられる症例数は、最低、1,000例~2,000例程度あれば取得可能です。 ところが、薬膳料理の食材は効果が期待薄のものは、3,000年の間に淘汰され、現存するものは、歴史にされたものであると解釈できると思います。
-休憩(15分間)-
2.「更年期養生法」~更年期活動はいつから?どうすべき? 」(14:15~15:15)
邱 紅梅 氏 〔桑楡堂薬局〕
[概要] 中医学の古典「黄帝内経」は、女性の発育・成長の過程において、7年間で1サイクルと論じています。このサイクルから私たち現代語でいう「更年期」に当てはまる時期はあるか?そして、先人たちの知恵を捉え、解釈して、 更年期障害至らないため、気、血、精から養生するべきことを実例を通して、皆様と一緒に考えて、「更活」にお役に立てれば、幸いです。
会 場: ワイム貸会議室四谷三丁目
住所:〒160-0004 東京都新宿区四谷3-12 丸正総本店ビル6F
アクセス: [アクセスマップを表示]
東京メトロ丸の内線 四谷三丁目駅から徒歩1分
※新宿方面からご乗車の方は2番出口、東京方面からご乗車の方は1番出口が便利です。
対象者: 薬膳・中医学・漢方に興味がある方ならば、どなたでも参加いただけます。
定 員: 30名(先着順でお受けします)
お申込期限:2019年3月26日(水)までにお申し込み下さい
(準備のため、お早目にお申し込み下さいますようお願いいたします)
参加費: 本会会員:3,500円、非会員:5,000円(いずれも資料代、消費税を含む)
講師プロフィール
梶井 寛(かじい ひろし) 〔アステラス製薬(株)〕
アステラス製薬(株)研究本部 研究プログラム推進部 次長。
薬剤師、国際中医薬膳師。
東京薬科大学大学院卒、
ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学大学院卒 MBA。
2011年から研究本部 研究プログラム推進部: 新薬開発のPJリーダー。
北京中医薬大学日本校 薬膳専科卒
邱 紅梅(きゅう こうばい)
北京中医薬大学中医学部中医学科卒業。
東京学芸大学大学院で生理心理学修士取得。
現在、桑楡堂薬局にて漢方相談の傍ら、講義・執筆などで中医学の普及に努める。
桑楡堂薬局:http://chuiyaku.or.jp/ourshoplist/4166
《主な著書》
『生理で診断 体質改善法』(家の光協会)など。