Skypeによる遠隔受講も可能な講座です(人数限定)。詳しくは事務局にお問い合わせ下さい。〔こちらから

近年健康志向を背景に薬膳に対する関心が社会的に高まっています。栄養士、調理師に限らず、各分野から学問として勉強する方が年々増えています。
皆さんは「中医学基礎理論」から「弁証論治」まで、1年間もしくは3年間かけて熱心に勉強し、「国際薬膳師」などの資格を取得して、さまざまな場で活躍をしておられることはとても喜ばしいことです。

しかし、教室で学んだ知識が現実の課題とうまく結びつかない、生徒の質問に冷や汗をかく、答えを分かっているのにどうも要領よく説明できないなど、資格を取得したものの、十分に応用できていないと痛感している方も少なくないでしょう。
このような状況を少しでも改善できればという思いから、皆さんが資格取得後にも継続的に学問や知識を深める場として、本会は2011年の創立以来「薬膳講師養成講座」を常設講座として開講してご好評いただいてきました。

具体的に薬膳教室を開講したいという方だけでなく、薬膳をアドバイスするスキルを磨きたい方にも ぜひご受講いただきたい講座です。

一人でも多くの方がご受講されますようお勧め申し上げます。

本講座の特長

今まで系統的に学習してきた各科目(基礎理論→診断学→中薬学→方剤学→内科)の知識を別の角度からそれぞれの臓・腑別にまとめ、その臓腑における基本知識を振り返りながら、弁証を中心に、食物を含む薬膳に適用する中薬、方剤を解説します。

また、最終講義の2回では受講生それぞれにテーマを選んでいただき、10分~15分の発表をして講師が講評を行う実践的なトレーニングも行います。

薬膳の専門家へのステップアップをめざす方が、基礎を固め、各臓腑における弁証施膳の要領を掴み、基本的な応用力を身につけることのできる実践重視の講座です。

本講座は、5つの課題と、その後の演習(最終月に2回の授業で履修)の6単位により構成し、半年ごとに繰り返し開講します。
5つの課題をすべて受講し終え、演習を受講した方には、本講座の修了証(日中二箇国語併記)を発行いたします。

また、本講座を修了された方は、国際資格「国際薬膳講師」の受験資格が得られます。
本会認定の「薬膳講師」として、本会認定教室「薬膳入門講座」(本会がカリキュラムと教材を提供します)を 開講していただくこともできます。 認定教室の詳細を読む

※欠席により今期中に課題・演習の全てを履修し終えることができなかった方は、今期は修了できませんが、翌期以降に未履修の講義だけをご受講いただくことで修了をめざしていただくことができます。
未履修講義のご受講は受講料無料です(教材が改訂された場合には新教材をご購入いただく場合があります)。

2018年5月から国際資格「国際薬膳講師」の認定制度がスタートしました

国際資格「国際薬膳講師」は、日本、香港、台湾、シンガポール、韓国、米国、7ヶ国の営養・薬膳学団体のトップクラスの専門家からなる「国際薬膳専業資格評審認定委員会(事務局:香港)」が認定するもので、 当面、日本国内からは、本会「薬膳講師養成講座」の修了者の方のみが受験できます。 国際資格の詳細を読む

カリキュラム

【プログラム】

◆講義(第1~10回)
臓腑を5つに分類した5課題について、2回で1課題ずつの講義を行います。

◆演習(第11~12回)
受講者の皆さま一人ずつに、講師として講義の演習をご体験いただきます。

【各回テーマ】

回  日時 テーマ 会場
1

2019年 5月11日(土) 
9:30~12:00

肝と胆の弁証施膳及び各証に適用する食薬/方剤

本会提携会場 
 (JR神田駅より徒歩5分) 

2

5月25日(土) 
9:30~12:00

3

6月  8日(土) 
9:30~12:00

心と小腸の弁証施膳及び各証に適用する食薬/方剤

4

6月22日(土) 
9:30~12:00

5

7月  6日(土) 
9:30~12:00

脾と胃の弁証施膳及び各証に適用する食薬/方剤

6

7月13日(土) 
9:30~12:00

7

8月31日(土)
9:30~12:00

肺と大腸の弁証施膳及び各証に適用する食薬/方剤

8

9月14日(土)
9:30~12:00

9

9月28日(土)
9:30~12:00

腎と膀胱の弁証施膳及び各証に適用する食薬/方剤

10

10月 5日(土)
9:30~12:00

11

10月26日(土)
13:00~18:00
※この日は午後に連続開催となります

ミニ講義トレーニング

修了式

12

開講要項

〔講座名〕
2019年春期「薬膳講師養成講座」(東京クラス)

〔対象となる方〕
薬膳の初歩的な知識を習得しておられる方

〔日程・期間〕
2019年5月から10月までのコース制。
原則として毎月2回(各回2.5時間)
     ※【振替受講制度】が適用されます。受講者のご都合で特定の回を欠席された場合には、
       翌期以降2年以内ならば、同一テーマ回を1回無料でご受講いただけます。
     ※講義日時は、受講者と調整の上で多少変更する場合があります。
     ※第1~10回の講義の様子を無料でご見学いただけます。事務局にお問い合わせ下さい。

〔会場〕
本会提携会場 (JR神田駅より徒歩5分)
[住所]〒101-0047 東京都千代田区内神田2-9-10 吉川第二ビル4階  [Googole Map]

〔ネット受講〕skype
Skypeによる遠隔受講も可能な講座です(人数限定)。詳しくは事務局にお問い合わせください。〔こちらから

講師プロフィール

梁 蓓 (りょう ぺい)

一般社団法人 日本中医営養薬膳学研究会 代表
世界中医薬学会聯合会・薬膳食療研究専業委員会 常務理事、副秘書長
国際薬膳専業資格評審認定委員会 常務副会長
漢方薬膳 良仁堂(日本中医営養薬膳学研究会直営)代表
日本中医学院(旧:国立北京中医薬大学日本校)講師
全日本薬膳食医情報協会 顧問
日本中医食養学会 相談役

中医師。中国北京出身。北京中医薬大学卒。
同大学中医営養学教育研究室(中国では大学の学科として初設置)の創立に参画。
同教研室講師を経て、1989年に来日。
北京中医大日本校(現:日本中医学院)助教授、東京薬膳学院特別講師などを歴任。
2011年に中医営養薬膳学研究会を設立(2018年に一般社団法人化し「日本中医営養薬膳学研究会」と改称)。
2019年3月には、「薬食同源」実践のため、直営薬局「漢方薬膳良仁堂」を開店。

《主な著書》
「科学飲食大全」(共著)新華出版社
「中医老年病学」(老年病の療養)上海医学出版社
「中国食品」(食療食補連載寄稿)中国食品科技情報センター主催雑誌
「薬膳市場データブック2016 国内薬膳市場に関する調査概況」(第1~3章を監修)美容経済新聞社
「基礎中医営養薬膳学」(監修)日本中医営養薬膳学研究会
薬膳食材大全」(監修)株式会社アプリスタイル

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